アジア最大級のWell-beingの祭典を目指すピッチコンテスト 「WE AT CHALLENGE 2025」開催。各受賞者を発表。
グローバル規模の社会課題解決を通じたウェルビーイング産業の発展を目指す一般社団法人「WE AT」は、アジア最大級のWell-beingの祭典を目指すピッチコンテスト「WE AT CHALLENGE 2025」を11月27日に開催いたしました。
昨年に続き2回目の開催となる今回、ピッチイベントとともに、ウェルビーイングエコシステムの構築に向け、
アカデミア、投資家、スタートアップ、政府、各分野の視点と知見を交えた議論を展開した1日となりました。

WE ATは、アカデミア、行政、企業、投資家がグローバルで連携して社会課題解決型スタートアップを支援する新しいイノベーションエコシステムの構築を目指しています。
その一環として開催する「WE AT CHALLENGE 2025」は、シンガポールのTEMASEK Foundationと連携のうえ、アジア最大級のWell-Beingの祭典を目指したピッチコンテストで、昨年に続き2回目の開催となります。
ピッチセッションでは、日本をはじめ世界32カ国から多様な600件近い応募をいただき、選考を通過した16のファイナリストによるピッチが行われました。スタートアップ、学生、社会人起業家、などの多様な企業・チームからなる発表は、グローバルな社会課題解決に向けての展開やウェルビーイング実現に向けたビジョンが熱く語られました。
「WE AT AWARD 2025」
審査員は各トラックごとに各界を牽引するプロフェッショナルを迎え、各トラックの優勝者「WE AT BEST AWARD」を選出、登壇いただいたファイナリストに「WE AT AWARD」を贈呈しました。また多様な挑戦を賞賛すべく「WE AT Selected Student Entrepreneur」「WE AT Selected Intrapreneur」また今年新設となった「WE AT Selected Researcher Entrepreneur Award」「WE AT CAMP Special Award 」の4つの特別賞が贈られました。
4つの特別賞
- WE AT Selected Student Entrepreneur
- WE AT Selected Intrapreneur
- WE AT Selected Researcher Entrepreneur (今年新設)
- WE AT CAMP Special Award (今年新設)
優勝者およびファイナリストのみなさんを、「WE AT CHALLENGERS」と呼称させていただき、社会課題解決やウェルビーイングの実現という困難な目標にチャレンジする同じ仲間として、エコシステム全体で支援していくとともに、ウェルビーイング産業の発展を目指し協働を目指してまいります。
審査員からは「審査プロセスは決して簡単ではありませんでした。すべてのプランが素晴らしい可能性を持ち、それぞれが未来のウェルビーイングを切り拓く力を秘めていました」「今後どのように支援や連携を広げていけるかについても多様な視点から意見が出され、エコシステム全体としての期待の高さが感じられる審査となりました。」などのコメントが述べられました。
「WE AT BEST AWARD」
Track1:Planetary Well-being
ライノフラックス株式会社 代表取締役CEO 間澤敦
次世代の発電技術の社会実装を通じて、地球に豊富に存在するバイオマス資源が持つ価値を解放し、クリーンなエネルギーの供給、CO2排出量の削減、廃棄物量の削減を目指す

Track2:Human Well-being
株式会社YStory 代表取締役 Janet Yu
2400万人の更年期女性にAIとメディカルサイエンスでパーソナルケアを提供。企業向けには生産性向上と健康維持を支援。女性が挑戦し続けられる社会を目指し、心身ともに健やかで自分らしいライフスタイルの実現を目指す

Track3:Social Well-being
株式会社Dots for CPO 外村璃絵
アフリカ農村のデジタルデバイドを解決する分散型デジタルハブによって農村住民の課題に特化したデジタルサービスを提供。多くの企業の参入が困難だった市場へのチャネルとなり、ラストフロンティアのデジタル化を目指す

Challenge Track:Creativity Well-being
BHQ株式会社 取締役副社長 岡本摩耶
KawaiiがBHQを高めるという京都大学との基礎研究を起点に、職場におけるKawaii導入による従業員のWell-being向上を検証済み。Kawaiiに日本文化の香道や茶道、書道、華道を組み合わせて、世界の職場からメンタル不調やバーンアウトをなくし元気にすることを目指す

「WE AT AWARD」
– Track1:Planetary Well-being
EF Polymer株式会社 米国事業開発部長 澤大地
FloatSync COO & Cofounder Kourosh Atefipour
PINECO COO, Co-founder Sangjoon Kang
– Track2 : Human Well-being
株式会社FerroptoCure 代表取締役 大槻雄士
株式会社LIFESCAPES 取締役CSO 林正彬
Seven Point One CEO Hyeonjun Lee
– Track3 : Social Well-being
株式会社Ashirase 取締役COO 香山由佳
株式会社CoLab 代表取締役CEO 川畑晋治
メタジェンセラピューティクス株式会社 COO 田村洋人
– Challenge Track : Creativity Well-being
アトモフ株式会社 Co-Founder & CEO 姜京日
妄想アーキテクツ株式会社 代表取締役 髙松瑞樹
PEEL Lab K.K. CEO Jim Huang
WE AT Selected Student Entrepreneur(学生エントリーむけ表彰)

– Winner
kotoha
巴山未麗、友成隼也、荒井光寛、渡邉このみ、前田悠翔、加茂優花、德田龍樹、福家紘友
「翻訳できないことば」を通じて、世界7000の言語と私達の日常を繋ぐプロジェクト
– Silver Winner
東京大学 工学系研究科修士課程 運愛斗
PFASによる水質汚染の検出および除去を目指し、MOFという多孔質材料を用いたセンサや除去剤の開発を行う事業
WE AT Selected Researcher Entrepreneur(研究者エントリーむけ表彰)
– Winner
SACMOTs(Kyusyu University)
エピゲノムをコントロールした種子「記憶種子」の製造・販売
代表 村上真哉
– Silver Winner
東京農工大学 SonoSkinプロジェクト
柔軟性・通気性の高い体表に貼り付けられるプローブを開発し、体内の連続的なモニタリングを可能にする。
野田 拓実、寺田曜、東隆、川邉 翔
WE AT Selected Intrapreneur(企業エントリー表彰)

– Winner
株式会社日本総合研究所
個人所有森林を集約化し、価値を最大化するプラットフォーム
創発戦略センター インキュベーションプロデューサー 野田 賢二
リサーチ・コンサルティング部門 マネジャー 及川 大樹
– Silver Winner
日産自動車 総合研究所 横浜ラボ
UI/UX研究の成果に基づいた「フィジタルデバイス(車載電子デバイス)」の事業化
志小田 雄宇、伊藤 勇希、秋山 高徳 、國岡 洵季 、斎藤 大介 、上田 哲郎
WE AT CAMP Special Award(WE AT CAMP最優秀賞)

帝人ファーマ株式会社
止まらない咳(せき)を首の迷走神経への近赤外光照射で迅速に緩和する在宅医療機器を提供する
石橋直也
「WE AT CHALLENGE 2025」開催概要
名称:WE AT CHALLENGE 2025
主催:一般社団法人 WE AT
日時:2025年11月27日(木)
会場:Tokyo Innovation Base
JR有楽町駅京橋口から徒歩1分
開催形式:対面開催&オンライン配信
トークセッション以外の全ての進行を英語で行います。
参加費: 無料
Webサイト:https://we-at.tokyo/challenge/
<WE AT概要>
法人名: 一般社団法人WE AT(ウィーアット)
発起人: 東京大学、京都大学、東京科学大学、東大IPC、博報堂、住友生命、キヤノンMJ
会員企業:京都大学イノベーションキャピタル、三井住友信託銀行、パナソニックホールディングス、日産自動車、三菱電機、三井住友銀行、TBSホールディングス、アビームコンサルティング
設立日: 2024年5月16日
所在地: 東京都文京区
代表者: (共同代表理事)吉澤到、藤本宏樹 (副代表理事)金間大介
事業内容:社会起業家の発掘と育成、スタートアップの創業やグロースのための各種支援
イベントの開催、他イベントの協賛・共催・後援など
エコシステム発展のための人材育成等のサービス 関連分野における調査研究、提言、上記に附帯または関連する事業
公式Webサイト:https://www.we-at.tokyo/
【お問い合わせ】
一般社団法人WE AT(ウィーアット)
問い合わせ先:https://we-at.tokyo/about/
